ハーブと暮らしnote

「重陽の節供」を楽しみましょう
グレーライン Date:2021.9.6
Category:季節のハーブ養生法
Writer:久保田



 

カップとエキナセア



9月9日は「重陽の節供」です。
五節供のひとつで、菊の節供とも言われています。

五節供とは中国から平安時代に日本に伝わったもので
「節」とは季節の節目のこと。
一年に5回あり、

「人日(じんじつ)」 1月7日
「上巳(じょうし)」 3月3日
「端午(たんご)」 5月5日
「七夕(たなばた)」 7月7日
「重陽(ちょうよう)」 9月9日

9月9日のように、古代中国では
奇数(陽)の重なる日は陽の極み、転じて陰になりやすいとされ
邪気を祓う行事が行われていました。

それぞれの節供には七草、桃、菖蒲、笹、菊というように
自然界のパワーを享受して、旬の植物で邪気を祓い
季節の変わり目を健やかに過ごせるよう祈願したのです。

菊の強い香りは邪気を祓い、また長寿をもたらすとされてきました

「重陽節」には菊の花を愛でながら
菊の花びらを浮かべた菊花酒を飲んで、菊の宴を催したのです。


菊の花といえば、キク科のハーブティーなら
小さな子どもからお年寄りまで誰でも楽しむことができます!

ジャーマンカモミールは、やさしい味と香りで気持ちを落ち着かせ
胃腸の不調、風邪の引き始め、頭痛の緩和などにも効果があり
肌の乾燥やニキビなど内用・外用ともにいいハーブです。


マリーゴールドも、損傷を受けた皮膚や粘膜をいやし
保護することに優れたハーブで内用・外用ともに利用されます。


ダンディライオンチコリミルクシスルは、
いずれも肝臓の働きを強化して守り、デトックス効果も期待できます。
中でもお酒好きな方にはミルクシスルがおすすめ。


エキナセアは、言わずと知れた免疫力アップのハーブ。
抗菌・抗ウイルス作用はこれからの風邪やインフルエンザなどの
感染症予防・対策にもピッタリなハーブのひとつです。


他にもゴボウやヨモギ、フィーバーフューもキク科のハーブ。


皆さんもぜひ、お好きなキク科のハーブティーで
邪気を祓い、長寿を祈願しながら
「重陽の節供」を楽しんで下さいね。

*キク科アレルギーの方は摂取をお控えください。





*こちらの記事は2021年9月5日配信のメルマガから抜粋した内容です。

 


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