ハーブと暮らしnote
ハーブと暮らしの歳時記〜立夏編〜
Date:2025.5.15
Category:季節のハーブ養生法
Writer:久保田
「ハーブと暮らしの歳時記」では季節の変化に合わせた「陰陽五行フィトテラピー(植物療法)」についてまとめています。
東洋医学の基本となる陰陽五行を生活に取り入れることで自然の流れや季節の移ろいに寄り添い、季節に合わせた養生法が心身を癒やしてくれます。
毎月の暦に合わせ体調をチェックし、季節に合ったハーブや精油を選び、効果的で楽しい「陰陽五行フィトテラピー」をぜひ実践してみてくださいね。
春の土用が明けるといよいよ夏の始まりです。
5月5日に立夏を迎えました。
「天地陰陽の気が盛んに交わり、万物が花開き、実をつける」
爽やかな風が吹き、過ごしやすい陽気になりましたね。
立夏から立秋の前日までの3ヶ月は夏。
これまでは暦の上での季節と実際の季節感とは、
最近では、もうすでに夏日があったりして、
人も自然の一部です。
夏の陽気に調和して、からだを整えていきましょう。
夏の時季は、夜は遅く寝て朝は早く起き、暑さをいやがらずに適度な運動をして
物事に怒らずに気持ちよく過ごすべきとされています。
「おすすめ養生法 TOP5」
1. 夏には夜は暗くなるとともに寝て、日の出とともに起きる
遅くとも日付が変わる前に寝て、
日が長くなりますが活動的に過ごします。
2. 暑いけれども、適度な運動をして汗をかく
汗をかいて、からだの陽気を発散するようにします。
心や肺などに熱がこもると、
3. 冷房や冷たいものでからだを冷やし過ぎない
熱中症の危険があるので冷房は必須ですが、
冷たいものの摂り過ぎも内臓を冷やし、
4. あまり怒らず機嫌良く過ごす
イライラせずに楽しい気持ちで、暑さや湿気、
5. 旬の食材を摂る
夏には苦瓜、冬瓜、梅干しなどの「苦味と酸味」
トマトやクコの実など「赤いもの」も良いです。
この時期からぜひ「暑熱順化」を始めましょう。
本格的な夏の暑さがくる前に、からだに熱がこもらないように
汗をかきやすく熱を発散させる準備をします。
東洋医学のベースとなる陰陽五行説では
夏は「火(太陽)」の特性を持ち、万物の成長を支えています。
対応する五臓六腑は「心(しん)」
心は全身に血液を巡らせ、
新陳代謝が高まり、
この時季は心の働きをサポートするハーブを活用しましょう。
夏の養生をフィトテラピーで取り入れる一番手軽な方法はハーブテ
ハーブティーを飲むことを習慣にすると血流改善、
季節の養生にフィトケアを取り入れてみませんか。
詳しくは【オンライン講座】陰陽五行とフィトテラピー講座
この【オンライン講座】
季節のフィトケアハーブセットの中から、単品で【
【夏のフィトケアハーブセット】には
からだのエネルギー代謝を高めたり、
血流を良くし活力を高めたりするのに役立つ
夏の養生におすすめのシングルハーブ11種類とブレンドハーブ1
シングルで飲んでお味を確かめたり
お持ちのブレンドハーブティーにちょい足しするのもおすすめ。
今回はこちらの【夏のフィトケアハーブセット】の中から
血流を良くするハーブをご紹介します。
■シングルハーブから3種類をご紹介
【ハイビスカス】
クエン酸やミネラルを豊富に含み、体内の新陳代謝を高めます。
血流を改善し疲労を回復。肩こりや筋肉痛、目の疲れにも。
【ホーソンベリー】
「心臓を守るハーブ」として知られるホーソンベリー。
フラボノイドが血管の働きを助けたり、
【ギンコウ】
「生きた化石」と呼ばれ、長寿の象徴とされるイチョウの葉。
毛細血管を丈夫に保ち、脳を活性化するのに役立ちます。
■ブレンドハーブ
【Beauty & Cleans】
ハイビスカスがベースのビタミン・
赤い色が鮮やかで気分も上げてくれるHMC不動の人気no.
フィトケアで暑さや湿気からからだを守り
こまめな水分補給とひと休みも忘れずに
これからやってくる暑い夏も元気に過ごしたいですね。
