ハーブと暮らしnote
HMCフィトテラピー通信 〜ダイエット・メタボケア〜
Date:2025.7.17
Category:ハーブレッスン
Writer:佐藤

HMCフィトテラピー通信では、こころとからだにまつわるテーマを毎月設け、ハーブや精油を用いた日々のケアや過ごし方についてお伝えしていきます。
暮らしの中にフィトテラピーを取り入れて、植物のある暮らしをより多くの方に愛しんでいただけるようご提案していきます。
********
夏が近づき薄着の季節がやってきました。
コートや上着などで隠せていたお腹周りが気になります。
とはいえ急激な食事制限や無理な運動は逆効果になるということは、リバウンドを繰り返してきた方にとって身に染みているのではないでしょうか。
正しい知識と食事、フィトテラピーを取り入れることで身体は変わっていきます。
体重を減らすことだけがダイエットではありません。
健康と美しさを両立させ、身体に優しい方法で長く地道に人生に並走する形で続けていくこと、ダイエットは頑張るものというより整えていくもの、という視点に変えてみましょう。
そろそろ本気で考えないと、と思っている方、この時季こそ健康的な身体作りを始める絶好のチャンスです!
現代人の健康課題の代表ともいえる「メタボリックシンドローム」。
お腹周りが気になる方の話かと思われますが、年齢を重ねるごとに代謝が落ちて血糖値や血圧、脂質のバランスが崩れてくると知らぬ間にメタボ予備軍になっているかもしれません。
メタボ予備軍。なんだか可愛い呼び名で切羽詰まったイメージはないですが、放っておくと糖尿病や高血圧、高脂血症などを引き起こす可能性があります。
今、数値が気になっていない方も、食べ過ぎた時や飲み過ぎた時のために知っておくと良いでしょう。
メタボケアの中でも特に注目したいのが血糖値です。
血糖値は一言でいうと血液に含まれるブドウ糖の濃度のことで、身体のエネルギー源です。高すぎると血管にダメージを与えてしまいますが、低すぎてもエネルギー不足でフラフラしたり集中力に欠けたりと日常生活に支障がでます。
一日中同じ数値ではなく、朝は低め、食事をすると緩やかに上がり、時間が経つと緩やかに下がるという事を繰り返しています。
ここで大切なのが食後の血糖値の上がり方。
急上昇するとインスリン(膵臓から分泌される血糖の調整ができる唯一のホルモン)が大量に分泌され、その後急激に下がってしまいます。
この乱高下が血糖値スパイク。
食後しばらくしたら強い眠気に襲われる、なんだか調子が出ない、疲れやすい、イライラするなどが血糖値スパイクのサインです。
そして乱高下を繰り返すと低血糖気味の状態で過食に繋がり、インスリンが過剰に出続けてインスリン抵抗性がつき脂肪が溜まりやすくなりメタボ、ひいては2型糖尿病のリスクが高くなる要因の一つとなります。
適度な運動を続けて筋肉量を維持し、ベジファースト(野菜など食物繊維が多く含まれる食品を先に食べる)を心掛けるなど、生活習慣の見直しで予防や改善ができます。少しずつできることからこつこつ始めてみることが健康的な痩身に繋がるでしょう。
<おすすめハーブティー>
■血糖上昇を抑制にギムネマ
甘味に対する欲求を抑えられると言われ、飲んだ後はしばらく甘味を感じないのが大きな特徴です。さらに、最近では糖分の吸収を抑制する働きがあることもわかりました。腸と舌に働きかけることからダイエット効果が期待され、注目を浴びているハーブです。
※糖尿病の治療をしている方は摂取に際し医師にご相談ください。
■食べ過ぎた!というときに浄化
マルベリーリーフのほかにも余分なものを排出してくれるチコリやダンディライオンなどが入った、すっきりブレンド。
寝ていては痩せないのでは?とお思いでしょう。
確かにずっと寝ていてはダイエットになりませんが、質の良い睡眠はダイエット・メタボケアに繋がります。
または食事管理も運動もしているのになぜか痩せない、そんな方も質の良い睡眠に注目です。
食欲は「レプチン」と「グレリン」という二つのホルモンによってコントロールされています。
レプチンは脂肪細胞(脂肪組織)から分泌されるホルモンで、脳の視床下部に働きかけ満腹感を伝える役割をしています。食事することで身体にエネルギーが満たされると脂肪細胞がレプチンを分泌して、もう食べなくていいと脳に信号を送ります。つまり食欲を抑える働きをしています。
一方グレリンは胃から分泌されるホルモンで、お腹が空いたと脳に伝えるホルモンです。
胃が空になるとグレリンが分泌され、血液を通して脳の視床下部に届き「食べたい!」と信号を送ります。
空腹感を訴える働きをしています。
この拮抗する働きをするホルモン、充分な睡眠を取ることでホルモンバランスを保っていることが様々な研究により解明されています。
睡眠の質が良いと、レプチンは充分に分泌され食欲を抑え、グレリンは適度に抑えられて無駄な食欲が出ないといった具合です。
ところが睡眠不足になるとこのバランスが崩れ、満腹感が得られない、甘い物や脂っこい物への欲求が増えるなど、食欲が暴走し肥満に繋がるのです。
もしそんな日があったときは、前夜の睡眠の質を振り返ってみましょう。
また、ノンレム睡眠(深い睡眠で脳が休んでいる状態)に成長ホルモンが分泌され、身体の修復や回復を促すだけでなく脂肪を分解してエネルギーに変える働きがあります。
筋肉のメンテナンスも成長ホルモンが担っているので、運動後の傷ついた筋繊維が修復されて筋肉量が維持され基礎代謝が保たれ痩せやすい身体になるのです。
一日当たりの睡眠時間が5時間以下の人は、7〜9時間眠る人に比べて肥満のリスクが高まるという結果も報告されています。
サーカディアンリズムや就寝前の入浴時間、スマホの使い方、アルコールやカフェインとの付き合い方を一度見直してみることで、睡眠の質を上がり、さらにはダイエット・メタボケアに繋がるでしょう。
リラックスを促し眠りに導くハーブティーを取り入れることも一助となります。
「Good night」は日中の緊張をほぐし、心を落ち着かせるブレンドです。
<食べ物>
糖は身体のエネルギーとして欠かせませんが、過剰に摂取すると中性脂肪として蓄積され肥満に繋がります。これには食後の血糖値を急激に上げない食事法がおすすめです。食物繊維は糖の吸収を緩やかにするので、食物繊維が多く含まれるキノコ類や野菜、海藻類から先に召し上がり、その次にタンパク質、最後に炭水化物の順に摂ることをおすすめします。また、空腹時間が長いと次の食事の際に血糖値が急上昇します。朝食を抜かない、欠食しない、ドカ食いしない、間食を見直すなどの工夫をしてみましょう。
<香り>
オレンジよりもキレのある爽やかな香りで人気のグレープフルーツ。成分ヌートカトンは
脂肪溶解が期待されます。老廃物を排出することが得意なローズマリーなどとブレンドして気になる部分をマッサージしましょう。
グレープフルーツ<精油>
ローズマリー<精油>
<ハーブティー>
ハーブティーの飲用を習慣づけることもダイエット・メタボケアの一助となります。
■シングルハーブ
【国産】マルベリーリーフ
DNJという成分が食事中の血糖値の急上昇を抑えてくれるダイエット・メタボケアには欠かせないハーブです。緑茶のような味でシングルでも充分美味しいハーブです。食前に飲むのがベスト。毎日の習慣に取り入れてみては。
※糖尿病の治療をしている方は摂取に際し医師にご相談ください。
ブルーベリーリーフ
目に良い果物として知られるブルーベリー。リーフ(葉)には実以上にポリフェノール類が豊富に含まれます。血糖値や血圧にも働きかけ、ダイエット・メタボケアにオススメ。
■ブレンドハーブ
ぷよぷよ・たぷたぷGood-bye〜Metabolic care〜
余分な水分を出すことで、たぷたぷした身体とさようなら。スパイス系のハーブもたくさん入っているので温めながら巡りを良くします。食後の消化もしっかりサポートします。
※この商品は微量のカフェインを含みます。
Pure & Power
ペパーミントの香りがすっきり、人気のブレンドハーブティーです。適度に汗をかいた運動の後にローズヒップでビタミンCが補給でき、マリーゴールドで潤いを補給できるのも嬉しいですね。
ダイエット・メタボケアは年中様々な情報が飛び交っており惑わされますね。
若年層には流行りの体型があるのでしょうか、時にダイエットが必要なの?と心配になるくらい追い詰めて頑張っていらっしゃるのを見ると、健康とは何だろうと考えてしまいます。
何ごとも中庸が大切、これは体型でも言えることです。
程よい運動を取り入れて、旬のものをよく噛んで食べる、日々のストレス発散を心掛けておく、これだけでも身体は整ってきます。
ダイエットは派手に行うものではなく、地味にこつこつ毎日の習慣の積み重ね。心身のバランスを崩さず、「労わりながら整える」を意識して健康を維持していきたいですね。

HMCフィトテラピー通信 〜ダイエット・メタボケア〜

Category:ハーブレッスン
Writer:佐藤

HMCフィトテラピー通信では、こころとからだにまつわるテーマを毎月設け、ハーブや精油を用いた日々のケアや過ごし方についてお伝えしていきます。
暮らしの中にフィトテラピーを取り入れて、植物のある暮らしをより多くの方に愛しんでいただけるようご提案していきます。
********
夏が近づき薄着の季節がやってきました。
コートや上着などで隠せていたお腹周りが気になります。
とはいえ急激な食事制限や無理な運動は逆効果になるということは、リバウンドを繰り返してきた方にとって身に染みているのではないでしょうか。
正しい知識と食事、フィトテラピーを取り入れることで身体は変わっていきます。
体重を減らすことだけがダイエットではありません。
健康と美しさを両立させ、身体に優しい方法で長く地道に人生に並走する形で続けていくこと、ダイエットは頑張るものというより整えていくもの、という視点に変えてみましょう。
そろそろ本気で考えないと、と思っている方、この時季こそ健康的な身体作りを始める絶好のチャンスです!
メタボリックシンドロームについて
現代人の健康課題の代表ともいえる「メタボリックシンドローム」。
お腹周りが気になる方の話かと思われますが、年齢を重ねるごとに代謝が落ちて血糖値や血圧、脂質のバランスが崩れてくると知らぬ間にメタボ予備軍になっているかもしれません。
メタボ予備軍。なんだか可愛い呼び名で切羽詰まったイメージはないですが、放っておくと糖尿病や高血圧、高脂血症などを引き起こす可能性があります。
今、数値が気になっていない方も、食べ過ぎた時や飲み過ぎた時のために知っておくと良いでしょう。
メタボケアの中でも特に注目したいのが血糖値です。
血糖値は一言でいうと血液に含まれるブドウ糖の濃度のことで、身体のエネルギー源です。高すぎると血管にダメージを与えてしまいますが、低すぎてもエネルギー不足でフラフラしたり集中力に欠けたりと日常生活に支障がでます。
一日中同じ数値ではなく、朝は低め、食事をすると緩やかに上がり、時間が経つと緩やかに下がるという事を繰り返しています。
ここで大切なのが食後の血糖値の上がり方。
急上昇するとインスリン(膵臓から分泌される血糖の調整ができる唯一のホルモン)が大量に分泌され、その後急激に下がってしまいます。
この乱高下が血糖値スパイク。
食後しばらくしたら強い眠気に襲われる、なんだか調子が出ない、疲れやすい、イライラするなどが血糖値スパイクのサインです。
そして乱高下を繰り返すと低血糖気味の状態で過食に繋がり、インスリンが過剰に出続けてインスリン抵抗性がつき脂肪が溜まりやすくなりメタボ、ひいては2型糖尿病のリスクが高くなる要因の一つとなります。
適度な運動を続けて筋肉量を維持し、ベジファースト(野菜など食物繊維が多く含まれる食品を先に食べる)を心掛けるなど、生活習慣の見直しで予防や改善ができます。少しずつできることからこつこつ始めてみることが健康的な痩身に繋がるでしょう。
<おすすめハーブティー>
■血糖上昇を抑制にギムネマ
甘味に対する欲求を抑えられると言われ、飲んだ後はしばらく甘味を感じないのが大きな特徴です。さらに、最近では糖分の吸収を抑制する働きがあることもわかりました。腸と舌に働きかけることからダイエット効果が期待され、注目を浴びているハーブです。
※糖尿病の治療をしている方は摂取に際し医師にご相談ください。
■食べ過ぎた!というときに浄化
マルベリーリーフのほかにも余分なものを排出してくれるチコリやダンディライオンなどが入った、すっきりブレンド。
ダイエット・メタボケアしたいならまずは寝ること!?
寝ていては痩せないのでは?とお思いでしょう。
確かにずっと寝ていてはダイエットになりませんが、質の良い睡眠はダイエット・メタボケアに繋がります。
または食事管理も運動もしているのになぜか痩せない、そんな方も質の良い睡眠に注目です。
食欲は「レプチン」と「グレリン」という二つのホルモンによってコントロールされています。
レプチンは脂肪細胞(脂肪組織)から分泌されるホルモンで、脳の視床下部に働きかけ満腹感を伝える役割をしています。食事することで身体にエネルギーが満たされると脂肪細胞がレプチンを分泌して、もう食べなくていいと脳に信号を送ります。つまり食欲を抑える働きをしています。
一方グレリンは胃から分泌されるホルモンで、お腹が空いたと脳に伝えるホルモンです。
胃が空になるとグレリンが分泌され、血液を通して脳の視床下部に届き「食べたい!」と信号を送ります。
空腹感を訴える働きをしています。
この拮抗する働きをするホルモン、充分な睡眠を取ることでホルモンバランスを保っていることが様々な研究により解明されています。
睡眠の質が良いと、レプチンは充分に分泌され食欲を抑え、グレリンは適度に抑えられて無駄な食欲が出ないといった具合です。
ところが睡眠不足になるとこのバランスが崩れ、満腹感が得られない、甘い物や脂っこい物への欲求が増えるなど、食欲が暴走し肥満に繋がるのです。
もしそんな日があったときは、前夜の睡眠の質を振り返ってみましょう。
また、ノンレム睡眠(深い睡眠で脳が休んでいる状態)に成長ホルモンが分泌され、身体の修復や回復を促すだけでなく脂肪を分解してエネルギーに変える働きがあります。
筋肉のメンテナンスも成長ホルモンが担っているので、運動後の傷ついた筋繊維が修復されて筋肉量が維持され基礎代謝が保たれ痩せやすい身体になるのです。
一日当たりの睡眠時間が5時間以下の人は、7〜9時間眠る人に比べて肥満のリスクが高まるという結果も報告されています。
サーカディアンリズムや就寝前の入浴時間、スマホの使い方、アルコールやカフェインとの付き合い方を一度見直してみることで、睡眠の質を上がり、さらにはダイエット・メタボケアに繋がるでしょう。
リラックスを促し眠りに導くハーブティーを取り入れることも一助となります。
「Good night」は日中の緊張をほぐし、心を落ち着かせるブレンドです。
東洋医学の知恵からみるダイエット・メタボケア
季節別にみると、春と夏は新陳代謝が活発になりダイエットに向いています。
春は発散してデトックスしたい季節。冬の間に蓄積された老廃物や脂肪を体内から発散しやすい季節で、陽気が上昇し代謝が上がります。肝の働きを助けて巡りを良くする山菜や酢の物などの旬のものを食べましょう。
そして夏に代謝がピークを迎え、汗をかき余分な水分や老廃物の排出が盛んになります。熱を冷まして水分代謝を助けるウリ科の食材(胡瓜、冬瓜、スイカなど)など旬の食材を積極的に取り入れましょう。
反対に秋と冬は栄養をしっかり蓄えたい時季。秋に美味しい物を食べて必要な物を取り込んでおき、寒い冬は体力温存を心掛けましょう。
人間も自然の一部。自然のサイクルに順応した生活を送ることが健康維持の秘訣です。
陰陽五行・五臓六腑のバランスを取ることが大切で、個々の体質に合ったダイエット法を紐解き改善していくのが東洋医学のアプローチ法ですが、その中でも消化や吸収、代謝を担う働きをしている五臓の一つ、「脾」の働きが肥満に大きく関係していると考えられます。
脾がしっかり働いていると食べた物でしっかりエネルギーが作られます。
これが上手く働かない場合、水分やエネルギーが必要な場所に行き渡らずに停滞し「痰湿」となり、内臓脂肪や浮腫みから肥満の原因の一つとなります。
脾を補う食材を取り入れながら(山芋、南瓜、豆類、とうもろこしなど)、脾に負担を掛けない習慣を取り入れましょう。
・しっかり噛み早食いをやめること
・食べ過ぎないこと
・冷たい物を避けること
・ストレスケアをすること
など、脾を労わることでダイエットの成功も健康も自然と手に入るかもしれませんね。
食べ過ぎてしまった時や膨満感が気になる時には、消化をサポートしてくれる「After a meal」がおすすめです。
ダイエット・メタボケアに関係の深い臓腑「脾」についての詳細は、HMCのオンライン講座「陰陽五行フィトテラピー講座」で詳しく説明しています。ご興味がある方はこちらをご覧ください。
春は発散してデトックスしたい季節。冬の間に蓄積された老廃物や脂肪を体内から発散しやすい季節で、陽気が上昇し代謝が上がります。肝の働きを助けて巡りを良くする山菜や酢の物などの旬のものを食べましょう。
そして夏に代謝がピークを迎え、汗をかき余分な水分や老廃物の排出が盛んになります。熱を冷まして水分代謝を助けるウリ科の食材(胡瓜、冬瓜、スイカなど)など旬の食材を積極的に取り入れましょう。
反対に秋と冬は栄養をしっかり蓄えたい時季。秋に美味しい物を食べて必要な物を取り込んでおき、寒い冬は体力温存を心掛けましょう。
人間も自然の一部。自然のサイクルに順応した生活を送ることが健康維持の秘訣です。
陰陽五行・五臓六腑のバランスを取ることが大切で、個々の体質に合ったダイエット法を紐解き改善していくのが東洋医学のアプローチ法ですが、その中でも消化や吸収、代謝を担う働きをしている五臓の一つ、「脾」の働きが肥満に大きく関係していると考えられます。
脾がしっかり働いていると食べた物でしっかりエネルギーが作られます。
これが上手く働かない場合、水分やエネルギーが必要な場所に行き渡らずに停滞し「痰湿」となり、内臓脂肪や浮腫みから肥満の原因の一つとなります。
脾を補う食材を取り入れながら(山芋、南瓜、豆類、とうもろこしなど)、脾に負担を掛けない習慣を取り入れましょう。
・しっかり噛み早食いをやめること
・食べ過ぎないこと
・冷たい物を避けること
・ストレスケアをすること
など、脾を労わることでダイエットの成功も健康も自然と手に入るかもしれませんね。
食べ過ぎてしまった時や膨満感が気になる時には、消化をサポートしてくれる「After a meal」がおすすめです。
ダイエット・メタボケアに関係の深い臓腑「脾」についての詳細は、HMCのオンライン講座「陰陽五行フィトテラピー講座」で詳しく説明しています。ご興味がある方はこちらをご覧ください。
フィトテラピーでサポート
では、フィトテラピーではダイエット・メタボケアをどのようにサポートできるでしょうか。
「食べ物」と「香り」と「ハーブティー」の観点からおすすめしていきます。
<食べ物>
糖は身体のエネルギーとして欠かせませんが、過剰に摂取すると中性脂肪として蓄積され肥満に繋がります。これには食後の血糖値を急激に上げない食事法がおすすめです。食物繊維は糖の吸収を緩やかにするので、食物繊維が多く含まれるキノコ類や野菜、海藻類から先に召し上がり、その次にタンパク質、最後に炭水化物の順に摂ることをおすすめします。また、空腹時間が長いと次の食事の際に血糖値が急上昇します。朝食を抜かない、欠食しない、ドカ食いしない、間食を見直すなどの工夫をしてみましょう。
<香り>
オレンジよりもキレのある爽やかな香りで人気のグレープフルーツ。成分ヌートカトンは
脂肪溶解が期待されます。老廃物を排出することが得意なローズマリーなどとブレンドして気になる部分をマッサージしましょう。
グレープフルーツ<精油>
ローズマリー<精油>
<ハーブティー>
ハーブティーの飲用を習慣づけることもダイエット・メタボケアの一助となります。
■シングルハーブ
【国産】マルベリーリーフ
DNJという成分が食事中の血糖値の急上昇を抑えてくれるダイエット・メタボケアには欠かせないハーブです。緑茶のような味でシングルでも充分美味しいハーブです。食前に飲むのがベスト。毎日の習慣に取り入れてみては。
※糖尿病の治療をしている方は摂取に際し医師にご相談ください。
ブルーベリーリーフ
目に良い果物として知られるブルーベリー。リーフ(葉)には実以上にポリフェノール類が豊富に含まれます。血糖値や血圧にも働きかけ、ダイエット・メタボケアにオススメ。
■ブレンドハーブ
ぷよぷよ・たぷたぷGood-bye〜Metabolic care〜
余分な水分を出すことで、たぷたぷした身体とさようなら。スパイス系のハーブもたくさん入っているので温めながら巡りを良くします。食後の消化もしっかりサポートします。
※この商品は微量のカフェインを含みます。
Pure & Power
ペパーミントの香りがすっきり、人気のブレンドハーブティーです。適度に汗をかいた運動の後にローズヒップでビタミンCが補給でき、マリーゴールドで潤いを補給できるのも嬉しいですね。
さいごに
ダイエット・メタボケアは年中様々な情報が飛び交っており惑わされますね。
若年層には流行りの体型があるのでしょうか、時にダイエットが必要なの?と心配になるくらい追い詰めて頑張っていらっしゃるのを見ると、健康とは何だろうと考えてしまいます。
何ごとも中庸が大切、これは体型でも言えることです。
程よい運動を取り入れて、旬のものをよく噛んで食べる、日々のストレス発散を心掛けておく、これだけでも身体は整ってきます。
ダイエットは派手に行うものではなく、地味にこつこつ毎日の習慣の積み重ね。心身のバランスを崩さず、「労わりながら整える」を意識して健康を維持していきたいですね。
