ハーブと暮らしnote

「夏至」太陽の力をたっぷり取り込んだハーブたち
グレーライン Date:2021.6.10
Category:季節のハーブ養生法
Writer:久保田



 

あじさい



6月21日は二十四節気の「夏至(げし)」です。
旧暦では立夏と立秋の間で、これから本格的な夏へと向かいます。

北半球では一年でもっとも昼が長く、
太陽がもっとも高く昇り、太陽のエネルギーが一番大きい夏至。

北欧では夏至祭が盛大に行われ
草花の冠を被り、アウトドアで夏の到来をお祝いします。

夏至のハーブといえば、セントジョンズワートが有名ですね。
聖ヨハネの誕生日(6月24日)である夏至の頃に
花を咲かせることからついた名前だそう。
日照時間の短い北欧では「サンシャイン・サプリメント」と呼ばれ
このハーブの抗うつ、鎮静作用が重用されてきたのかもしれません

小さな黄色い花びらの端をこすると赤い色素が出て
全草を侵出した赤いオイルはスキンケアに用いられます。
黄色い花から赤い色素が出るなんてなんとも不思議です。

そして、なんともロマンチックなおまじないは
夏至の夜に7種の草花を枕の下に敷いて寝ると
将来の結婚相手を夢に見ることができるとか?!

7種の草花に決まりはないようなので、どんなハーブやお花でもOK。
北欧のミッドサマー祭にならって
自分好みのハーブやお花で花冠やスワッグを作ったりするのも素敵です。

太陽のパワーをたっぷりと取り込んだ夏至のときに摘んだ薬草は
薬効がもっとも高いと言われています。
庭でハーブの栽培をしている方は、夏至の朝に摘んだハーブで
フレッシュ(生葉)ハーブティーを入れてみるのもいいかもしれません。


陰陽でいうと「夏至」は陽気の頂点、すべてのものが満ちるとき。
これからはデトックスしていくときになります。
健やかな日々を送るには自然とからだとのバランスをとることが大切。

身の回りを片付けたり、要らないものを捨て、邪をはらいましょう
私たちのからだもデトックスに最適なときです。
どんどんデトックスして、こころもからだも身軽にしていきます。

デトックスにおすすめのハーブティーは、
ゴボウ
ダンディライオン
チコリ など。

デトックスにおすすめのハーブティーはこちら



そして、高血圧や心臓病などになりやすい夏は、
ジンジャー
ローズマリー
ハイビスカス など
血流を良くするハーブティーがおすすめです。

血行促進におすすめのハーブティーはこちら



これらのハーブは夏に活発になる循環器系をサポートしてくれます
血液のめぐりが悪くなると老廃物が滞りやすくなり
冷えやむくみにもつながるのでこの時季、注意してくださいね。

夏の水分補給にもハーブティーがぴったりです。
なるべくからだを動かして、こまめな水分補給!
ホットティーでも、アイスティーでもお好みでどうぞ。




*こちらの記事は2021年6月5日配信のメルマガから抜粋した内容です。
 


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