ハーブと暮らしnote
ハーブと暮らしの歳時記〜夏至編〜
Date:2025.6.21
Category:季節のハーブ養生法
Writer:久保田
「ハーブと暮らしの歳時記」では季節の変化に合わせた「陰陽五行フィトテラピー(植物療法)」についてまとめています。
東洋医学の基本となる陰陽五行を生活に取り入れることで自然の流れや季節の移ろいに寄り添い、季節に合わせた養生法が心身を癒やしてくれます。
毎月の暦に合わせ体調をチェックし、季節に合ったハーブや精油を選び、効果的で楽しい「陰陽五行フィトテラピー」をぜひ実践してみてくださいね。
6月21日に二十四節気の夏至を迎えました。
夏至は北半球では1年で最も昼が長く、夜が短くなります。
太陽が1年で最も高い位置にくるため、この時季は1年で最も陽気盛んなころ。
旧暦では夏の真ん中、夏至を過ぎると本格的な夏へと向かいます。
日本では夏至が梅雨にあたるので昼が長く太陽のパワーが最も強いとは感じにくいのですが、今年は梅雨明け後のような天気が続いているので太陽を感じられるかもしれませんね。
北欧などでは「夏至祭」が盛んに行われます。
火を焚いて昇りくる太陽を迎えこれから日が短くなる冬至までの間、その活力を保ち続けるよう願いました。
太陽が最強のときである夏至の日に植物のパワーが最大になり、薬草の治癒力も最高になると言われています。
今日は「夏至の日」をお祝いしてみませんか?
近所の公園を散歩してフィトンチッドを感じてみるもよし
夜には電気を消して、しばしキャンドルナイトを楽しんでみるもよし。
私は庭の伸び過ぎたハーブを剪定を兼ねてハーブスワッグにしようと思います。
ただ束ねるだけなのでいくつか作って玄関やリビングなどに飾ります。
いい香りで部屋の虫除けの効果も期待しながら。
日本には6月の終わりに「夏越しの祓え(なごしのはらえ)」という神事があります。
なんと1,000年以上も続く神事とのこと。
神社に置かれた千萱(ちがや)を束ねた「茅の輪」を3回ほどくぐることで、心身の穢れや災厄の原因となる過ちを清められるといわれています。
機会があればこちらもぜひ足を運んでみてください(6月30日に開催されるところが多いようです)。
もう一年の半分が過ぎようとしています。
梅雨時季の憂鬱な気分を洗い流し、気持ちも新たに夏を過ごしていきましょう。
日本の夏至は梅雨時期真っ最中に当たります。
雨の日も多く、湿度は高まりじめじめ蒸し蒸し。
湿度が高いと汗をかきにくく、からだに熱がこもると熱中症にかかりやすくなります。
また体内にも余分な湿が溜まりやすくなります。
陰陽五行では夏は「心」に負担がかかりやすい時季。
血流を良くし余分な水分を排出するハーブを活用して水はけのいいからだにしましょう。
めぐりが悪いとむくみやだるさ、冷えにもつながっていきます。
気圧の変化が大きく自律神経も乱れやすい時季なので、不眠にも注意が必要です。
先日桜台店で「ハーブティーを飲むようになって体調が良くなりました!」と
嬉しそうに仰るお客様がいらっしゃいました。
効果を実感されているご様子はこちらまで嬉しくなってしまいました。
ハーブティーを飲むことを習慣にするとめぐりのいいからだ作りに役立ちます。
そんな夏のケアにおすすめのブレンドハーブティーを5種類まとめてアソートしたセットはいかがですか。
様々なブレンドを試してみたり、日替わりでお味を楽しんでみたり
また、ちょっとしたプレゼントにもぴったりなアソートセットです。
季節のアソートセット【夏フィトセット】
今回はこちらの【夏フィトセット】の中から3種類をご紹介します。
陰陽五行ハーブティー【夏爽茶】
国産クロモジの香りとピリッとしたジンジャーの辛味が爽快な夏爽茶。
熱中症や夏バテ対策にもおすすめです。
【Good morning】
レモングラスやペパーミント、バジルが香る爽やかなブレンド。
朝の一杯にはもちろん、仕事や勉強のスイッチを入れたいときにもGood!
※マテは微量のカフェインを含みます。
【Herb De Jasmine】
リラックス効果のあるジャスミン茶とハーブの絶妙なブレンド。
爽やかさの中にほのかにラベンダーが香ります。
※ジャスミン茶は微量のカフェインを含みます。
梅雨の晴れ間の暑い日にはアイスハーブティーで
朝の目覚めの一杯には、いつものように温かいハーブティーで。
からだの中の水分代謝をよくすることで、この時季特有の不調を和らげることができますよ。
季節の養生にフィトケアを取り入れてみたい方は【オンライン講座】陰陽五行とフィトテラピー講座で学ぶことができます。
詳しくは【オンライン講座】陰陽五行とフィトテラピー講座
梅雨入りしたと思ったら早くも猛烈な暑さ。
先が思いやられまずが、日々の養生を重ね元気に夏を乗り越えましょう!
